みなさんこんにちは!
香川県高松市たむらオンラインコーチングの田村です。
コーチをしているとよく思うことがあります。
いいセッションがしたい、いいセッションをしなければ。
今日はいいセッションができた、今日のセッションはいまいちだった。
そんな風に思うこともあります。
人間なので、何か物事に対してリアクションの反応(頭痛が痛いだなこれ)があるのは当たり前。
でも、それがとらわれるべき情報なのかスルーすべき情報なのかは、一度客観的に見つめる必要があるかもしれません。
では、良いセッションっていったい何なのでしょう?
まずは主観的なところから、セッションの中でクライアントが思わず沈黙してしまうような質問ができると、
なんかコーチとして仕事をしたような気分になれるかもしれません。
クライアントがうまく行動を見つけることができると、役に立てた感が持てることもありますね。
また、クライアントの表情が明るくなると、なんとなくよかったんだなと思えることがあります。
では、あえて逆のことを検証してみましょうか。
質問に対してクライアントが沈黙することがなかったら、それは悪いセッションなのでしょうか?
うまく行動を見つけることができなかったら、セッションは失敗したことになるのでしょうか?
クライアントの表情が暗いままだと、おかしなセッションだったということになるのでしょうか?
一見そうだとも思えるのですが、セッション回数をこなして色んなパターンのセッションを経験したり、
その後のクライアントさんの行動を観察していると、必ずしも上にあげたようなセッションが悪いとも言い切れないと感じます。
今度はクライアント目線でいいセッションとは何かを考えてみたいと思います。
パッと思いつくのは、ゴールにたどり着けたセッションはなんとなくいいセッションだったと感じます。
また、たどり着いた行動が、自分にとってちょうどよいもので、やりたいと思えるものだと、良いセッションだったと感じます。
個人的によくあるパターンとしては、行動まで本当はわかっているんだけど、
あえてセッションの中でコーチに宣言することで背中を押してもらって、実際の行動を起こすパターン。
でも、そういう結果よりも大切なのは、自分の思考のパターンを邪魔されないことかもしれません。
言いたいことを遮られたり、考えている方向を急に捻じ曲げられたりすると、ものすごくストレスを感じます。
そうするとクライアントとしてコーチに期待していることって何なのでしょう?
私が思いついたのは、話が今どういう状態にあるのか、そしてどの方向に進めたいのかの確認をしてくれるとありがたいかも、と思いました。
例えば何かゴールを設定して話し始めたとして、話題がだんだんそれていくことはよくあると思います。
そこで、コーチから『タイミングよく』、
「ゴールは○○でしたが、今△△について話していますね、このまま△△について話したいですか?」とか
また、同じテーマ、ゴールに関する話の中で、複数の話題が出てきたことに気づいていないときに
「今、○○と△△のお話が出てきましたが、どちらについて話していきたいですか?」
と聞かれると、このセッションの時間を自分にとって有意義に使うには、今の自分にとって話したい(向き合いたい)のは、
という判断ができるような気がします。
前者は最初は海に行きたいと言っていたのに山の方に向かっている状態。
そこで、「今山の方に行っていますが大丈夫ですか?」と聞いてくれると、
「うん、今は山に行きたいので合っています」といえます。
後者は「右に曲がる道もあるけど、まっすぐ行ってみる?それとも曲がってみる?」と聞かれている感じでしょうか。
こんなときっておそらく自分ではまっすぐの道しか見えてなくて、曲がり角に気づいてないんですよね。
問いかけがあって初めて、「ほんとだ、こんなところに道があったんだ」と気づくことができるかもしれません。
なんだかうまくまとまりませんが(考えるのに疲れてきた笑)、クライアントの状況を適時適切にフィードバックするのが、
良いセッションの一つの条件のように思えてきました。
あくまで私個人がクライアントだったとき、ということで考えてみましたので、人によって受け取り方は違うと思います。
みなさんはどうお感じになるでしょうか?
2020年2月からのセッション実績 52(2)回 1250(100)分
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