人生には大きく2つのフェーズがあります
調子のいいときと、調子の悪いとき
調子のいいときは前向きな気持ち
調子の悪いときは後ろ向きな気持ちになるでしょう
自分の人生を振り返るときにも、二つの口調が存在します
それが、勝者の口調と敗者の口調
調子のよかったころを振り返るときは、勝者の口調になります
「大学受験のときはさあ、勉強するのは楽しくて、努力したって感じが全然しなかったんだよね~」
一方、調子の悪かったころのことを振り返ると、敗者の口調になります
「就職試験のときは、勉強しなきゃと思いながらも、全然手につかなくて、落ちたらどうしよう、落ちたらどうしようってそればっかり考えてたんだよね・・・」
この2つの口調の存在に気づくことは、あなたの能力をスムーズに発揮するためにとてもヒントになります
そのためには、まずは、敗者の口調の存在に気づくこと
あなたがこれまでの人生を、敗者の口調で語るときはいつですか?
そして、なぜ、敗者の口調になったのだと思いますか?
その背後にある原因、つまり、敗者の口調になる仕組みを理解しましょう
敗者の口調自体は、なくなることはありません
仕組みを理解することで、対処ができるようになるのです
何か、プレッシャーのかかる選択を迫られたとき
敗者の口調が聞こえたら、立ち止まって考えてみましょう
本当にそれは理にかなった判断か
過去のトラウマによって必要以上にネガティブに感じてはいないか
そして、徐々に、勝者の口調にフォーカスしていきましょう
勝者の口調で語るとき、あなたはごく自然に、何の苦労もなく成果を出していたはずです
それは、どんなシチュエーションでしたか?
その中のどの要素が、あなたの能力を引き出したのでしょう?
勝者の口調の中に隠れているあなたの「勝ちパターン」をぜひ発見してみてください!
ではまた!
参考図書:ハーバードの自分を知る技術 著者:ロバート・スティーヴン・カプラン