ライフプランを作ってみたたむさんち
老後にお金がかかりそうということが分かりテンション低下
社会保障について知っておく必要性を感じ始めます
そこで、いつものように、困ったときは本屋さん!
社会保障について書いている本を探したところ、1冊だけありました!(しかも最近の出版)
いや~本屋さんってほんとなんでもありますね!
さて、老後の社会保障と言えば「年金」
年金記録問題とか、老後2000万円とか
なにかとお騒がせな年金制度ですが、
「なんか退職したら、お金くれるんでしょ?」
その程度の理解しかないので、年金について調べてみました
知っている人にとっては当たり前のことだと思いますが、
「実は私も知らなかったの・・・」という方は、
ぜひ一緒に学んでいきましょう!^^
まず、ざっくり年金制度について説明すると、
20歳から60歳まで保険料を納付すると、
65歳からお金がもらえるという制度です
20歳~60歳のすべての人が年金加入者です
次に、公的年金は大きく2種類あります
国民年金と厚生年金
会社員や公務員は厚生年金にも加入します
よく2階建てと言われますが、
1階部分は国民年金、2階部分が厚生年金になります
また、年金加入者(=被保険者といいます)は、次の3つに分類されます
1号:自営業、学生、無職
2号:会社員、公務員
3号:2号に扶養される配偶者(年収130万円未満)
1号は国民年金のみの加入で、毎月の保険料(納付額)は定額です
2号は国民年金と厚生年金に加入し、給料に応じた額を勤め先と折半して納めます(給料から天引き)
3号は国民年金のみ加入で、保険料を納める必要はありません
さらに、国民年金、厚生年金ともに受け取れる年金は以下の3種類があります
老齢年金:老後に受け取れる年金
障害年金:障害を負った際に受け取れる年金
遺族年金:死亡した際に家族を支える年金
老齢年金には、老齢基礎年金(国民年金)と老齢厚生年金(厚生年金)があります
障害年金にも、障害基礎年金(国民年金)と障害厚生年金(厚生年金)があります
遺族年金には、遺族基礎年金、寡婦年金、死亡一時金(以上、国民年金)と遺族厚生年金(厚生年金)があります
さて、気になるのは年金がいくらもらえるのか?
老齢基礎年金は10年以上の納付を条件に、65歳から受け取れます
納付期間は、20歳~60歳までの40年間、480月になります
ひと月の納付額は16,610円(2021年)
前年より70円アップしているようです
また、満額は780,900円(2021年時点)
月額にすると65,075円
こちらは0.1%の引き下げ
つまり、保険料が上がり、給付額が下がっているという状況
私たちが受け取るときにはどうなっているのでしょうか・・・
月6万じゃとても生活できないよ!と不安になったところで、
年金を増やすための公的制度もいくつかあります
付加年金:1号のみ、保険料400円の上乗せで納付月数×200円年金額が増加(2年で元が取れる計算)
国民年金基金:1号を対象にした年金の上乗せ制度、掛け金や年金受け取りに税制の優遇がある
iDeCo:個人型確定拠出年金、私的年金だが掛け金や運用益、年金受け取りに税制の優遇あり
任意加入:加入期間40年未満の人、加入期間が10年に見たい人が60歳を超えて加入を継続できる制度
また、保険料の負担が大きい人への支払い免除、猶予の制度もあります
免除:所得に応じて全額、1/4、半額、3/4の4段階
猶予:50歳未満、学生で所得が一定以下、加入期間には算入されるが金額には反映されない
免除、猶予それぞれ10年以内に追納すると年金額が満額に近づきます
さらに、こんな制度もあるそうです
『産前産後期間の保険料免除制度』
2019年2月から始まったらしく、対象は1号のみ
出産予定日、出産日の前月から4か月間、保険料が免除されます
年金額にも反映され、減額はなしだそうです!
今回はざっくりとした説明なので、気になった部分は必ず各自でご確認ください
お問い合わせは、各市区町村役場の国民年金担当窓口か
住所地の年金事務所へ
または、こちらのページも参考にしてください
知らないことも一歩ずつ調べていけば大丈夫!
これからも一緒に知識を増やしていきましょう^^