渦の話
この話はいろんなところで何度もしてきた
しかし、今日また思いだしたので、改めて書いている
平たく言うと、「影響力の広がり方は渦のようだ」という話である
イメージしながら読んでみてほしい
湖のような広い水面に自分がポツリと浮いている
その場で、静かにゆっくりと自分が回りだす
シンクロナイズドスイミングのような感じだ
回り始めたときは、広い湖面にはほとんど変化はない
自分の周りがわずかに波立つ程度だろう
それでも回り続ける
そうすると、徐々に自分を中心に小さな渦ができてくる
実際にどうなるかはわからないが、とりあえずイメージ上の話だと思ってほしい
小さな渦は、自分が回るのをやめると消えてしまう
だからここで回るのをやめてはいけない
そこからさらに回り続けると、渦は次第に大きくなる
そして、ついには湖面全体が自分を中心に大きな渦になる
ここまでくると、もう自分自身が回る必要はない
自力で回るのをやめても、大きな渦の力で自分も自然とくるくる回り続ける
何か新しい取り組みを始めたとき
最初は何も起きないことがほとんどだ
それでも続けていると、わずかながらに変化が出てくる
反応してくれる人が現れたり、周囲の人の認識が変化してくる
それは時に、応援のこともあるし、批判のこともある
もちろん、応援はうれしいし、批判はノーサンキューだが、
「反応が起きる」という点ではどちらでも大成功だ
それでもさらに続けていると、今度は協力してくれる人が現れる
導いてくれる人が現れる
批判する人はあきらめて去っていく
さらにさらに続けると、今度は自分を頼ってくれる人が現れる
そのころには、周囲の自分に対する認識は、「○○する人」となっているだろう
頼ってくれる人が増えれば増えるほど、求められるのに任せて自然と続いていくだろう
こういうイメージを1年間持ち続けて、
毎日1時間ボイトレをやっていたら、
公務員からボイストレーナーで起業できました
1日たったの1時間と渦のイメージで、人生は変えられる