承認とは何か?
コーチング講座では、
・存在承認
・客観的事実の承認
・主観的な感想を伝える
・周囲への影響を伝える
という観点から説明している
先日、Hello Coachingの記事で、
「行動に光を当てる」というものがあった
「企画書、期限通りにだしてくれたんだな」
「お客様のところに朝早くから行ってくれたのか」
このように、「見ているよ」、「気づいているよ」という
メッセージを伝えるだけでいいとのことだ
私は、上記の声かけには、
言語化されていない続きがあるように感じた
「企画書、期限通りにだしてくれたんだな、(ありがとう!)」
「お客様のところに朝早くから行ってくれたのか、(ありがとう!)」
承認は、よく「ほめる」という言葉に置き換えられる
しかし、最近は、「ほめるのはダメ」ともよく聞く
「すごいね!」ではなく「できたね!」と言いましょう、など
なんだか承認というものがすごく難しく思えてくる
しかし、承認とは、つまるところ「感謝」を伝えることではないかと思う
感謝とは「ありがとう」
「ありがとう」の語源は「有り難い」
「有り難い」の対義語は「当たり前」
家族が今日も目の前にいること
部下が今日も出社してくること
出社するべき会社が今日も存続していること
この世に存在するのが自分一人ではないこと
天気や季節が巡ること
改めて考えると何もかもが「有り難い」のかもしれない
いつもの何気ない日常
蛇口から水が出てくるとき
切符が改札に吸い込まれていくとき
舗装された道を歩くとき
これって有り難いことなのかも・・・と
ちょっと思いを馳せてみてはいかがでしょうか?
そんなところから、「承認」は始まるのかもしれない