「相手は自分の写し鏡」
どこかで聞いたことがあるかもしれない
相手を評価する際、人は自分の「価値観」に照らし合わす
他人を写し鏡として利用する目的は、
その見え方を通して、
自分がどんな価値観のフィルターを持っているのかを
理解することにあるのだと思う
この、写し鏡の法則
こんな風に理解していたことはないだろうか
相手の「ここが嫌いだ」と思う特徴が
自分にもあるのではないか?
だってほら、
「相手は自分の写し鏡」っていうじゃない
このように理解してしまうと、
ありもしない幻想を
ムダに追い掛け回す結果になりかねない
例えば、ある人に対して
「この人、いつもネガティブで嫌だな~」と感じるとする
「ってことは、私っていつもネガティブなのかな?(全然ピンとこないけど)」
「だって相手は自分の写し鏡っていうよね・・・」
このような具合だ
いや、それは違うんじゃないかな・・・(私の心の声)
恐らく、正しくは、
相手のことを「ネガティブで嫌だなあ」と感じたときに、
「私はこれくらいの発言を『ネガティブ』ととらえるような価値観(感性のフィルター)を持っているのだな」
ということだと思う
つまり、相手の「見え方」から、
自分の「見方」を推し量るのである
決して、相手の見え方に、
そっくりそのまま自分を投影してはならないと思う
ありもしない自分の特徴に思い悩むのは苦しい
ひとまず、自分がそう思わないのであれば、
それでいいのではないかと思う
人生をあきらめない人のための
コーチングセッション『ストラグル』